HOW IT WORKS

見積もりを決めているのは、
AI ではありません。

デモを触ると、AI が話を聞いて金額を出しているように見えます。実際は逆で、次に聞く質問を選ぶのも、金額を計算するのも、カタログに書かれた決まりごとです。AI が受け持つのは、訪問者の言葉を項目に置き換えることと、質問を話し言葉に直すことの 2 つだけ。このページでは、その境目がどこにあるのかを実際に動かしながら説明します。

01

発言が、どこを通るか

訪問者が 1 つ書き込んでから、次の質問が返るまでの流れです。どこで何が外に出て、何が返ってくるかを追うと、AI に任せている範囲がはっきりします。

例:訪問者が「2 泊 3 日で、新幹線で行こうと思っています。宿は旅館がいいな」と書いたとき

訪問者

このサイト

AI(OpenAI)

Minion

1 発言(自由文)

2 発言+カタログの項目一覧

3 読み取った項目と根拠

泊数 2(根拠「2 泊」)ほか 2 件

4 根拠を照合し、通らないものは捨てる

5 残った項目を 1 回でまとめて

{ "泊数": 2, "交通手段": "新幹線", "宿": "旅館・リゾート" }

6 次の設問+見積もりの幅

「レンタカーを借りますか?」/¥80,000 〜 ¥96,000

7 設問の文言だけ(発言は渡さない)

8 言い換えた 1 文

9 質問+選択肢+読み取った項目の一覧

2 〜 8 を、聞くことがなくなるまで繰り返します。

この流れで、AI が決めていないこと

  • 設問の順番 カタログの項目から計算した、幅への効き方だけで決まる。
  • 見積もりの金額 カタログに書いてある金額の足し算。同じ回答なら、いつ誰が答えても同じ額になる。
  • 記録してよいかの判定 型・根拠・訂正かどうかを、決められた手順で照合する。

AI のキーを外しても、ボタンでの回答だけで最後まで進められます。2 〜 3 と 7 〜 8 が飛ばされ、「下のボタンからお答えください」に切り替わるだけで、ヒアリングは止まりません。

02

質問が変わる仕組み

シートを上から順に埋めるのではなく、見積もりの幅をいちばん絞り込める質問を毎回選び直します。仕組みだけを見たいので、ここからは Web 制作ではなく旅行の費用を例にします。設問は 4 つだけです。

旅行費用の幅(1 人あたり)

計算しています…

残っている中で、幅をいちばん絞り込める質問

この動きのもとになっているもの

設問(4 項目)

泊数 1 / 2 / 3 泊
交通手段 飛行機 / 新幹線 / 自家用車
宿 ビジネスホテル / 旅館・リゾート
レンタカー はい / いいえ

費用の項目(7 項目)

交通費(飛行機) ¥40,000 交通手段が飛行機
交通費(新幹線) ¥26,000 交通手段が新幹線
交通費(自家用車のガソリン・高速代) ¥10,000 交通手段が自家用車
宿泊費(ビジネスホテル) ¥9,000 × 泊数 宿がビジネスホテル
宿泊費(旅館・リゾート) ¥22,000 × 泊数 宿が旅館・リゾート
食事・現地での費用 ¥5,000 × 泊数 無条件
レンタカー代 ¥8,000 × 泊数 レンタカーがはい かつ 交通手段が飛行機/新幹線

見積もり = 条件に合う項目の金額を足すだけ。AI はここに関与しません。
実際のデモが使っている Web 制作のカタログも、形はまったく同じで、設問が 16、費用の項目が 50 あるだけです。カタログを入れ替えれば、同じ仕組みが何の見積もりにも使えます。

このシミュレータは フォームAI チャット と違い、Minion API を呼びません。上のカタログをページに持たせて計算しているだけなので、実際の順位付けとは細かな違いがあります。

03

推測を記録しない仕組み

自由に書かれた文章から項目を埋めるとき、いちばん困るのは「気を利かせて埋めてしまう」ことです。見積もりの土台になる記録なので、はっきり書かれていないことは記録しない方針にしています。引き続き旅行を例に、発言を選ぶと何が記録され、何が退けられるかを確かめられます。

訪問者

2 泊1 3 日で、新幹線で行こう2と思っています。宿は旅館がいい3

記録した項目(3)

  • 1

    泊数 2 泊

    根拠「2 泊」

  • 2

    交通手段 新幹線

    根拠「新幹線で行こう」

  • 3

    宿 旅館・リゾート

    根拠「宿は旅館がいい」

記録しなかった項目(1)

  • レンタカー

    発言が触れていないため、このあとの設問で聞く

根拠は、モデルに発言からそのまま抜き出させたものです。サーバーは全角・半角をそろえてから発言と照合し、見つからない読み取りは捨てます。記録した内容は必ず画面に出し、項目ごとに取り消せるようにします。

04

同じカタログを、3 つの入口で

フォーム・AI チャット・LINE は、見た目も操作もまったく違いますが、聞いている内容と計算はひとつです。質問を足したいときに直すのはカタログだけで、3 つの画面はそのまま追随します。

項目 フォーム AI チャット LINE
カタログ 同じ 1 つ同じ 1 つ同じ 1 つ
答え方 ボタンと数値入力。最初だけ自由記述会話とボタントークとクイックリプライ
AI を使う場面 最初の自由記述の読み取りだけ読み取りと、設問の言い換え読み取りと、設問の言い換え

設問の順番も、金額も、記録の場所もカタログ側にあるため、入口ごとに書くのは「どう見せて、どう受け取るか」だけです。

05

答えたあと、何が残るか

ヒアリングとして残る

「この内容で送信」が押された時点でヒアリングが閉じ、Minion のワークスペースに記録として残ります。担当者はそれを見て、正式な見積もりを出します。確定させるのは人です。

会話のログは残さない

保存するのは記録された回答だけで、やり取りの文章は残しません。ヒアリングのタイトルも送らないため、訪問者が書いた文章が Minion 側に保存されることはありません。

確認が必要な項目が付く

「わからない」のまま送られた項目は、担当者が確認する項目として並びます。空欄のまま提出されるより、どこが未確定なのかがはっきりします。

06

よくある誤解

  • AI が見積もりを計算しているのですか?

    いいえ。金額は、カタログに書いてある項目の足し算です。回答が同じなら、いつ誰が答えても同じ額になります。AI は金額に触れませんし、言い換えのプロンプトでも金額や見積もりに触れないよう指示しています。

  • AI が次の質問を選んでいるのですか?

    いいえ。次に聞く設問を返すのは Minion です。サイトは返ってきた設問をそのまま聞くだけで、並べ替えも、飛ばすことも、足すこともしません。AI がするのは、その設問を話し言葉に直すことだけです。

  • 質問は何問ありますか?

    決まっていません。回答するたびに順番が計算し直され、見積もりに影響しなくなった項目は出てこなくなります。上のシミュレータで交通手段に自家用車を選ぶと、レンタカーの質問が消えるのがその例です。

  • AI が勘違いして記録したら?

    読み取った内容は必ず「名称:値」の一覧で画面に出し、項目ごとに取り消せるようにしています。取り消すと、その項目はまた設問として聞かれます。会話のログは保存しないため、この表示と取り消しが読み違いに対する歯止めです。

  • AI が止まったら、何も答えられなくなりますか?

    いいえ。OpenAI が使えないときは「下のボタンからお答えください」に切り替わり、ボタンと数値入力だけで最後まで進められます。設問も金額も Minion 側にあるため、ヒアリングそのものは止まりません。

  • 入力した内容はどこへ行きますか?

    発言の読み取りのため、外部の AI サービス(OpenAI)に送られます。会話のログは保存せず、Minion に残るのは記録された回答だけです。送信されたヒアリングは、担当者が確認するために残ります。

実際に触ってみてください

ここまでの仕組みが、3 つの入口でどう見えるかを確かめられます。